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被リンク(外部リンク)の増やし方:中小企業でも実践できるリンク獲得の方法

被リンク(外部リンク)の増やし方:中小企業でも実践できるリンク獲得の方法

SEO対策を調べていると、必ず「被リンクが重要」という話が出てきます。しかし「どうやって増やすのか」という具体的な方法になると、急に情報が曖昧になりがちです。

大企業であれば専任の担当者やPR予算があるかもしれません。しかし中小企業の場合、そもそも「他のサイトに自社サイトへのリンクを貼ってもらう」という行為が、何から始めればいいのかわからない、という声をよく耳にします。

この記事では、なぜ被リンク(外部リンク)がSEO対策に効くのか、そして中小企業の担当者でも今日から動き出せる実践的なリンク獲得の方法を整理します。


被リンクがドメイン評価に影響する理由

Googleは「どのサイトが信頼できるか」を判断するために、他のサイトからリンクされている数と質を重要な指標の一つとして使っています。

これはシンプルに言えば「信頼できるサイトが参考として紹介しているなら、そのサイトも価値があるはずだ」という考え方です。この評価が積み重なると、ドメイン全体の信頼スコア(ドメインオーソリティやドメインレーティングと呼ばれます)が上がり、検索順位にポジティブな影響を与えやすくなります。

注意が必要なのは「量より質」という点です。無関係なジャンルのサイトや、明らかにリンクを売買しているようなサイトからの被リンクは、現在のGoogleアルゴリズムではほとんど効果がなく、場合によってはペナルティのリスクもあります。狙うべきは、自社のビジネスと関連性が高く、ある程度の信頼性があるサイトからのリンクです。


方法①:「紹介されるに値するコンテンツ」を作る

最も根本的なアプローチは、他のサイト運営者が自然にリンクしたくなるコンテンツを作ることです。いわゆる「リンクベイト」と呼ばれる手法ですが、あざとい印象を持たれるかもしれません。実態はシンプルで「誰かの役に立つ、または参照したくなる情報を作る」ということです。

中小企業が取り組みやすいコンテンツ例としては次のようなものがあります。

  • 業界の統計・調査データ:自社で実施したアンケートや顧客データをまとめた記事。「○○業界の実態調査2024」のような形式は、他のメディアやブログから引用されやすい。
  • ハウツー・解説記事:自社の専門領域について、他ではあまりまとまっていない詳細な手順解説。Google検索で上位に来ている記事よりも詳しく、正確な情報を提供できれば、同じテーマで書くブロガーやライターが参照してくれることがある。
  • 地域密着の情報:地元の商店街情報、歴史、観光スポットなど。地域メディアや行政サイトからリンクされるチャンスがある。

コンテンツを作ったら、そのままにせず、SNSでの発信やプレスリリース配信と組み合わせて露出を増やすことが次のステップです。


方法②:取引先・関係者サイトへの掲載依頼

すでに関係性のある取引先、仕入れ先、協力会社、加盟している業界団体などのウェブサイトに、自社サイトへのリンクを掲載してもらうのは、実は最もハードルが低い方法の一つです。

たとえば、メーカーや問屋のサイトに「取扱店一覧」「導入事例」などのページがある場合、そこに掲載してもらえれば自然な被リンクになります。商工会議所や業界団体のメンバーページに掲載されているかどうかも確認してみてください。

実施チェックリスト:

  • 主要取引先の公式サイトに自社情報・リンクがあるか確認する
  • 加盟している協会・団体のウェブサイトを確認する
  • 自社製品・サービスを導入した顧客に「導入事例」として掲載協力を依頼できるか検討する
  • 地元の商工会議所・商店会のサイトに掲載されているか確認する

こうした関係先からの被リンクは、ジャンルの関連性も高く、Googleからの評価も得やすい傾向があります。


方法③:メディア・ブログへの情報提供・寄稿

業界メディアや専門ブログに記事を寄稿したり、取材に対応したりすることで、自社サイトへの被リンクを得る方法です。

寄稿の手順:

  1. 自社の専門領域に関連するオンラインメディアやブログをリストアップする
  2. 掲載実績のある記事のトーン・テーマを確認する
  3. 「こういうテーマで寄稿できます」という形でコンタクトを取る
  4. 記事内または著者プロフィール欄に自社サイトへのリンクを入れてもらう

完全な無料リンクは難しい場合もありますが、PR記事として有料掲載する場合でも、nofollow属性(SEO評価を渡さない設定)なしのリンクであれば評価につながります。交渉時に確認しておくといいでしょう。

また、HARO(現在はConnectedly)のような「記者がコメントを求めているサービス」の日本版として、プレスリリース配信サービスやジャーナリストとのマッチングサービスも活用できます。取材に応じて記事に引用されれば、そのメディアサイトから被リンクが生まれます。


方法④:リンク切れを活用したアウトリーチ

少し手間がかかりますが、効果的な手法として「壊れたリンク(リンク切れ)」を活用するアプローチがあります。

手順は以下の通りです。

  1. 自社の業界・テーマに関連するウェブサイトをピックアップする
  2. 「Check My Links(Chrome拡張)」などのツールを使い、そのサイト内のリンク切れを確認する
  3. リンク切れになっているページと同じテーマのコンテンツが自社サイトにある(または作れる)場合、サイト運営者に「リンク先が壊れているようです。代替として弊社のこちらのページはいかがでしょうか」とメールする

相手にとっても「リンク切れを教えてもらって助かった」という感覚になるため、純粋な「リンクください」メールより受け入れられやすい傾向があります。


方法⑤:Googleビジネスプロフィール・各種ディレクトリへの登録

厳密には「外部リンク」の文脈で語られることは少ないですが、各種ビジネスディレクトリやポータルサイトへの登録も、外部からの参照を増やすという意味では同様の効果があります。

登録を検討したいサービス例:

  • Googleビジネスプロフィール(必須)
  • Yelp、食べログ、ホットペッパー(業種に応じて)
  • 業種別の専門ディレクトリ
  • 地元の市区町村の公式サイトやポータルサイト

これらは直接的なドメイン評価への影響は限定的ですが、ブランドの存在感を広げ、ユーザーからの自然な言及を生むきっかけになります。


まとめ:被リンク獲得は「一度やって終わり」ではない

被リンクを増やすことは、短期的にやって終わりではなく、継続的に取り組む性質のものです。どの方法も「すぐに順位が上がる」というものではなく、数ヶ月単位でじわじわと効いてくるものだと理解した上で進めることが重要です。

まず取り組みやすいのは以下の順番です。

  1. 既存の取引先・関係者サイトへの掲載確認と依頼
  2. Googleビジネスプロフィールを含む各種ディレクトリへの登録
  3. 自社の専門知識を活かしたコンテンツ作成
  4. 業界メディアへの寄稿・情報提供

「何から始めればいいかわからない」という状態が一番もったいない状態です。一つひとつは小さな積み重ねですが、それが半年・一年と続くと、ドメインの評価に変化が出始めます。


SEO対策において被リンクはあくまで要素の一つで、サイトの構造、コンテンツの質、表示速度なども同時に重要です。どの部分から手をつけるべきか迷っている場合は、現状のサイト診断からスタートするのが整理しやすいです。

株式会社サイプレスでは、被リンク状況の確認を含むSEO診断から、具体的な改善策の提案まで対応しています。「自社サイトが今どういう状況にあるか把握したい」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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株式会社サイプレス 編集部

MEO・SEO・AIO・Web集客支援の専門家チームが、実践に基づいた情報を発信しています。東京都葛飾区を拠点に全国のビジネスを支援。

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