コーポレートサイト制作のチェックリスト:公開前に確認すべき20項目
コーポレートサイトを公開した後に「あ、これ直し忘れた」と気づくのは、よくある話です。サンプルテキストがそのまま残っていたり、お問い合わせフォームがエラーになっていたり。規模の小さな修正で済めばいいのですが、場合によっては会社の信頼性に関わるミスが残ったまま、多くの人の目に触れてしまうこともあります。
この記事では、コーポレートサイトを公開する前に確認しておくべき20項目を、カテゴリ別にまとめました。制作会社に依頼している方も、社内で内製している方も、公開前の最終確認として活用してください。
コンテンツ・テキスト系(6項目)
1. 仮テキスト・ダミーテキストの削除
「Lorem ipsum」や「〇〇テキストが入ります」といったダミー文言が残っていないか確認します。テンプレートベースの制作では見落としやすい箇所です。全ページを実際にスクロールしながら目視確認するのが確実です。
2. 会社情報の正確性
会社名・所在地・電話番号・代表者名・設立年などが最新情報になっているか確認します。特に移転や代表交代があった場合は要注意です。登記上の会社名と営業上の名称が異なる場合は、用途に応じて使い分けているかも見ておきましょう。
3. 誤字・脱字のチェック
全ページのテキストを読み直します。制作者が何度も見ているため見落としやすいので、できれば制作に関わっていない人間にも読んでもらうのが理想です。固有名詞のミスは特に印象に残るため注意が必要です。
4. 著作権・引用表記の確認
他社の画像・文章・データを使用している場合、適切なライセンスと表記があるかを確認します。フリー素材サイトの利用規約も改めて読み直しておきましょう。
5. プライバシーポリシー・特定商取引法表記の設置
個人情報を収集するフォームがある場合、プライバシーポリシーは必須です。ECサイトや有料サービスを提供する場合は特定商取引法に基づく表記も必要です。形式だけでなく、内容が自社の運営実態に合っているかも確認してください。
6. コピーライト表記の年度
フッターのコピーライト表記の年度が正しいか確認します。「© 2020 〇〇株式会社」のまま更新されていないケースは意外と多いです。
機能・動作系(6項目)
7. お問い合わせフォームの送受信テスト
実際にフォームを送信し、自動返信メール・管理者への通知メールが届くかを確認します。スパム対策の設定によって通知メールが迷惑メールフォルダに入ってしまうことがあるため、受信先のメールボックスもチェックしてください。
8. リンク切れの確認
内部リンク・外部リンクのすべてが正常に機能しているかを確認します。特にPDFや資料へのリンク、旧URLへの誘導リンクは見落としやすい箇所です。「W3C Link Checker」などの無料ツールを使うと効率的です。
9. 全ページの表示確認
ナビゲーションからアクセスできるすべてのページが正常に表示されるか確認します。制作途中でページが削除・移動した場合、リンクだけが残っていることがあります。
10. 404ページの設定
存在しないURLにアクセスした際に表示される404ページが設定されているか確認します。デフォルトのサーバーエラーページではなく、自社ブランドに合ったデザインのページを用意しておくと、ユーザーの離脱を防ぎやすくなります。
11. SSL証明書の設定(https化)
URLが「https://」になっているかを確認します。また、「http://」でアクセスした場合に「https://」へ自動でリダイレクトされるかも確認してください。混在コンテンツ(https内でhttpの画像やスクリプトが読み込まれる状態)がないかも合わせてチェックします。
12. Google Analytics・タグの設置
アクセス解析ツールが正しく設置されているかを確認します。Googleタグマネージャーを使用している場合は、プレビューモードで動作確認してから公開しましょう。設置漏れがあると、公開直後のデータが取れなくなります。
デザイン・表示系(4項目)
13. スマートフォン表示の確認
現在の検索流入の多くはスマートフォン経由です。実機での確認が理想ですが、最低でもブラウザの開発者ツールを使って複数の画面サイズで確認してください。テキストが読みやすいか、ボタンが押しやすいか、横スクロールが発生していないかを重点的に見ます。
14. 複数ブラウザでの確認
Chrome・Safari・Edge・Firefoxなど、主要なブラウザで表示が崩れていないかを確認します。特にSafariはレンダリングの挙動がChromeと異なる場合があるため、Mac環境での確認も必要です。
15. ファビコンの設置
ブラウザのタブに表示される小さなアイコン(ファビコン)が設定されているか確認します。設定されていない場合、デフォルトのブラウザアイコンが表示されてしまい、ブックマーク時の視認性が下がります。
16. OGP設定(SNSシェア時の表示)
SNSでURLがシェアされた際にタイトル・説明文・画像が正しく表示されるかを確認します。FacebookやXの開発者ツールで確認できます。特にOGP画像が設定されていないと、シェア時の見た目が大幅に変わります。
SEO・パフォーマンス系(4項目)
17. メタタイトル・メタディスクリプションの設定
全ページのメタタイトルとメタディスクリプションが設定されているかを確認します。テンプレートのデフォルト値のまま、あるいはすべてのページで同じ内容になっていないかチェックしてください。各ページの内容を反映した固有の説明文を設定することが基本です。
18. サイトマップの設置と送信
XMLサイトマップが生成されているか、またGoogle Search Consoleに送信されているかを確認します。公開後すぐにインデックスされやすくなる効果が期待できます。
19. robots.txtの確認
テスト環境でクローラーをブロックしていた場合、本番環境のrobots.txtでブロックが解除されているかを確認します。「Disallow: /」が残ったまま公開されると、Googleにページが認識されなくなります。
20. ページ表示速度の確認
「Google PageSpeed Insights」でスコアを確認します。特にスマートフォンのスコアが低い場合、画像の最適化・不要なスクリプトの削除・キャッシュ設定の見直しなどを検討してください。表示速度はSEO評価にも影響するため、公開前に確認しておく価値があります。
まとめ:公開前のチェックは「信頼」を守る作業
コーポレートサイトは、初めて会社を知った人が最初に接触する情報源です。そこに誤字があったり、フォームが動かなかったりすると、それだけで「この会社、大丈夫かな」という印象を与えかねません。
20項目のチェックリストを改めて整理すると、こうなります。
- コンテンツ・テキスト(ダミー削除・会社情報・誤字・著作権・法的表記・コピーライト)
- 機能・動作(フォーム・リンク・全ページ表示・404・SSL・計測タグ)
- デザイン・表示(スマホ・ブラウザ・ファビコン・OGP)
- SEO・パフォーマンス(メタ情報・サイトマップ・robots.txt・表示速度)
制作の終盤は時間的なプレッシャーもあり、確認が雑になりがちです。このリストを印刷して、一つずつ実際に確認するだけで、公開後の「しまった」を防げる可能性が高まります。
株式会社サイプレスでは、ホームページ制作の最終チェックから公開後の運用サポートまで対応しています。「社内にWeb担当者がいない」「制作会社に頼んだが本当に問題ないか不安」といった方からのご相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社サイプレス 編集部
MEO・SEO・AIO・Web集客支援の専門家チームが、実践に基づいた情報を発信しています。東京都葛飾区を拠点に全国のビジネスを支援。