サーチコンソールのCore Web Vitals改善でSEOと体験を向上する
Core Web Vitals(LCP・INP・CLS)はGoogleがページのユーザー体験を評価する指標で、SEOランキングにも影響します。Googleサーチコンソールには「ページ体験」レポートがあり、Core Web Vitalsの問題ページを特定できます。改善の方法を解説します。
目次
- 01Core Web Vitalsとは何か・SEOへの影響
- 02サーチコンソールのCore Web Vitalsレポートの確認
- 03LCP改善の具体的な方法
- 04CLS改善の具体的な方法
- 05Core Web Vitals改善後の検証と継続
- 06よくある質問(FAQ)
Core Web Vitalsとは何か・SEOへの影響
Core Web Vitalsは3つの指標から構成されます:①LCP(Largest Contentful Paint):ページの主要コンテンツが表示されるまでの時間(2.5秒以内が良好)、②INP(Interaction to Next Paint、旧FID):ユーザー操作への応答時間(200ms以内が良好)、③CLS(Cumulative Layout Shift):ページレイアウトの予期しない変動の度合い(0.1以内が良好)です。Googleは2021年からCore Web Vitalsを検索ランキングの要因の一つとして使用しています。スコアが低いページは同等のコンテンツ品質の場合に検索順位で不利になる可能性があります。
サーチコンソールのCore Web Vitalsレポートの確認
サーチコンソールの「ページ体験」→「Core Web Vitals」レポートでは、モバイル・PCそれぞれのCore Web Vitalsの状況が確認できます。ページは「良好」「要改善」「不良」の3段階で分類されます。「不良」ページが多い場合は優先的に改善が必要です。問題ページをクリックして「例」を開くと、該当ページのURL一覧と問題の種類が確認できます。「PageSpeed Insightsで確認」リンクからページごとの詳細なスコアと改善提案を確認できます。
LCP改善の具体的な方法
LCP(メインコンテンツの表示速度)を改善する主な方法は:①画像の最適化(WebP形式への変換・適切なサイズへの圧縮・遅延読み込みの実装)、②サーバー応答速度の改善(高速なホスティングサービスへの移行・CDNの導入)、③レンダリングブロックリソースの削除(不要なJavaScript・CSSの遅延読み込み)、④ファーストビューの大画像を軽量化するです。Next.jsを使用している場合はnext/imageコンポーネントが画像の自動最適化・遅延読み込みを行うためLCP改善に有効です。WordPressの場合はキャッシュプラグイン・画像圧縮プラグインが有効です。
CLS改善の具体的な方法
CLS(レイアウトシフト)を改善する主な方法は:①画像・動画のサイズ属性を明示する(width・heightを指定することでページレイアウトが確定し、読み込み後のズレを防ぐ)、②広告・バナーのエリアをあらかじめ確保する、③フォントの遅延読み込みによるCLSを防ぐ(font-displayのswapを適切に使用)、④後から読み込まれるコンテンツ(動的コンテンツ・アニメーション)がレイアウトを押し下げないよう設計するです。スクロール追従のバナー・広告は特にCLSの原因になりやすいため注意が必要です。
Core Web Vitals改善後の検証と継続
Core Web Vitalsの改善後は:①PageSpeed Insightsで改善前後のスコアを比較する、②サーチコンソールのCore Web Vitalsレポートで「修正を確認」をクリックする、③2〜4週間後にレポートが更新されたことを確認し、「不良」から「良好」に移行しているかを確認するです。Core Web Vitalsは一度改善しても、新しいコンテンツの追加・プラグインのアップデート・コードの変更で悪化することがあります。月1回のPageSpeed Insightsチェックを習慣化することをお勧めします。
よくある質問(FAQ)
- QCore Web VitalsのスコアはSEOに直接影響しますか?
- AGoogleは「コンテンツが最も重要」としており、Core Web Vitalsは多くの要因の一つです。スコアが低くても高品質なコンテンツがあれば上位表示されるケースもあります。ただし競合と同等のコンテンツ品質の場合にCore Web Vitalsが差をつけることがあります。
- QWordPressサイトのCore Web Vitalsを改善するプラグインは?
- ALiteSpeed Cache・W3 Total Cache・WP Rocketなどのキャッシュプラグインが有効です。Smush・ShortPixelなどの画像圧縮プラグインもLCP改善に役立ちます。ただし複数の最適化プラグインを同時に使用すると競合する場合があるため、1〜2個に絞ることをお勧めします。
- QモバイルとPCでCore Web Vitalsのスコアが大きく違う場合はどちらを優先しますか?
- AGoogleはモバイルファーストインデックスを採用しているためモバイルのスコアを優先します。モバイルユーザーがPCより多い現状では、モバイルのCore Web Vitals改善を最優先にすることをお勧めします。
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株式会社サイプレス 編集部
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