ホームページリニューアルで問い合わせ数を改善した施策解説
ホームページをリニューアルしたにもかかわらず問い合わせが増えなかった・SEO順位が下がった、という声を聞くことがあります。本コラムでは問い合わせ数の改善につながるホームページリニューアルのアプローチと、避けるべき失敗パターンを解説します。
目次
- 01リニューアル前の課題分析の重要性
- 02SEOを維持したままリニューアルする方法
- 03CVRを高めるCTA設計の改善
- 04フォームの最適化でCVRを改善する
- 05スマートフォン対応の徹底
- 06よくある質問(FAQ)
リニューアル前の課題分析の重要性
問い合わせにつながるリニューアルの第一歩は「なぜ問い合わせが少ないか」の原因分析です。リニューアル前に実施すべき分析は:①Googleアナリティクスでどのページから問い合わせページへ遷移しているかを確認する、②ヒートマップ(Hotjar等)でユーザーがどこまでスクロールしているか・何をクリックしているかを確認する、③問い合わせフォームの入力途中離脱率を確認する、④現在の問い合わせページのCVRを確認する、⑤スマートフォンでの実際の操作感を確認するです。現状の問題を定量的に把握してからリニューアルの方向性を決めます。
SEOを維持したままリニューアルする方法
リニューアルでSEO順位が下がる主な原因は:URLの変更(旧URLの被リンクが失効)・コンテンツの削減(Googleに評価されていたコンテンツが消える)・内部リンク構造の大幅変更です。SEOを維持するためのリニューアルの原則は:①現在のURL構造を極力変えない(変える場合は全URL301リダイレクト設定)、②サーチコンソールで検索順位が高いページのコンテンツは引き継ぐ・充実させる、③内部リンクの設計はリニューアル前と同等以上に維持する、④リニューアル後にサーチコンソールで急激な順位変動を監視するです。
CVRを高めるCTA設計の改善
ホームページリニューアルで問い合わせを増やすためのCTA設計の改善点は:①ファーストビュー(スクロールなしで見える範囲)に必ずCTAを配置する、②固定ヘッダーまたはスクロール追従ボタンで常にCTAが視界に入る設計にする、③「問い合わせはこちら」より「無料で相談する」「まずは見積もりをもらう」のような具体的なアクションを示すCTAにする、④CTAのボタンカラーをサイトの他の色と対比して目立たせる、⑤各セクションの終わりに自然に次のアクションを促すCTAを配置するです。
フォームの最適化でCVRを改善する
問い合わせフォームの最適化は、サイトへの集客量を変えずに問い合わせ数を増やす施策です。改善ポイントは:①入力項目を最小化する(必須は名前・電話番号orメール・お問い合わせ内容の3〜4項目)、②入力欄のサイズをスマートフォンでタップしやすいサイズにする、③エラーメッセージを分かりやすくする(「入力エラー」ではなく「電話番号を入力してください」のように具体的に)、④送信ボタンを目立つデザイン・適切なサイズにする、⑤プライバシーポリシーへのリンクを設置する(ユーザーの安心感につながる)です。
スマートフォン対応の徹底
問い合わせの多くはスマートフォンから発生します。スマートフォン対応の改善で問い合わせが増えるポイントは:①クリックで電話がかかる電話ボタンをヘッダー・フッターに常時表示する、②LINEで相談できる導線を設置する(スマートフォンユーザーにとってLINEが最も手軽)、③ページ表示速度を3秒以内にする、④フォームがスマートフォンで操作しやすいレイアウト(縦型・入力欄が大きい・送信ボタンが親指で押せる位置)にする、⑤GoogleアナリティクスでモバイルとデスクトップのCVRを別々に確認してモバイルに課題がないかを特定するです。
よくある質問(FAQ)
- Qリニューアルで問い合わせが改善されなかった場合のチェックポイントは?
- A①問い合わせページへの到達率が変わったか(Googleアナリティクスのファネル分析)、②CTAの視認性は十分か、③フォームの離脱率が高くないか、④スマートフォンでの操作感に問題がないか、⑤SEO順位の変化で集客量が減少していないかを確認します。
- Qリニューアル後にA/Bテストを行う方法は?
- AGoogleオプティマイズ(現在終了)・VWO・Optimizely等のA/Bテストツールを使ってCTAボタン・見出し文言・フォームレイアウトの変更を検証できます。小さな変更を一つずつ検証することが基本です。
- Qリニューアル費用の費用対効果はどう測れますか?
- Aリニューアル後の問い合わせ増加数×平均顧客単価×成約率でリニューアルによる売上増加額を試算し、リニューアル費用と比較します。問い合わせ改善の効果が出るまでは3〜6ヶ月かかることが多いため、長期視点での評価が重要です。
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株式会社サイプレス 編集部
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